カナダにおける日本食は2017年から2019年にかけて人気を博しており、パンデミック中にはその健康面における利点から更に 人気が高りました。 その影響もあり、最近ではほうじ茶、和牛、果汁酒など、さまざまな日本の食材や食べ物をカナダのレストランで目にすることが多くなっています。
ハマチ (Japanese Yellowtail)
タンパク質の接種をシーフードのみに制限することがここ最近のダイエットトレンド であることから、レストランでは肉や野菜に比べシーフードのオーダーが増えている傾向があります。 Total Food Serviceの記事によると、ハマチはアメリカのシェフから注目を集めており、次のシーフードトレンドになる可能性が高いと予想されています。 ハマチは柔らかくしっかりとした食感で、上質な脂肪が口でとろけるとても美味しく、人気のある魚です。 その特徴を生かしニューヨークの有名レストラン、AquavitとVerandaのミシュランシェフは、新しいメニューを開発し人気を集めています。 現在カナダではハマチを提供するレストランのほとんどが日本食ですが、これからハマチをメニューに取り入れる日本食以外のレストランが増えていくかもしれません。
日本茶 (Japanese Green Tea)
JFOOODOの記事によると、ノンアルコールドリンクの需要は増え続けており、お酒を好まない人の選択肢として緑茶が浸透し始めています。 Sushi NozやSushi Nakazawaなどの多くの高級レストランでは、緑茶はどんな料理にも簡単に組み合わせることができるため、ペアメニュー付きで日本茶を提供しています。 ビジネスの観点からは、アルコールを好まない顧客が緑茶メニューからドリンクを頼むことで平均売上を高く維持することができます。
多くのレストランでは緑茶を今までになかった方法でメニュー化しており、その万能性が高く評価されています。 Restaurant 1899 Ochanomizuは、緑茶を西洋料理に取り入れたメニューを提供している日本のレストランで、 特製の「抹茶赤ワイン」と「抹茶ビール」は、お茶ソーセージ、お茶風味のポテトまたはフライドチキンなどと組み合わせて楽しめることができます。